12月15日(火)
大阪産業創造館にて
「中小企業のための失敗しない3DCAD導入・活用法」と題し、
セミナーを行いました。
3次元CADの簡単ななりたちやCADによる違い
そして、
実際に私が仕事でどのように
3次元CADを活用しているかを解説。
私が実際に仕事で使っているSolidWorks2010で
どのようにカタチをつくっているのかも
実演させていただきました。
質疑応答では、活発にご質問いただき、
参加された皆様の熱意が伝わる、充実した
セミナーとなりました。
お忙しい中ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。

2009年10月14日 東京・日航ホテルで開催されるSolidWorksWorldJapan2009にて飯田が講演することになりました。
飲料補助具「Kiss」に込めた、使う人への熱い思い ~中小企業が挑む自社製品開発秘話~と題し、中小企業であるアイ・シー・アイデザイン研究所がKissの開発プロセスを実例に、「いかに未来のニーズを抽出するか」「課題をいかに解決するか」などの発想方法、そして仕組み・仕掛けなど「発想を実現するデザインメソッド」を紹介します。
今回のSWWJ2009では、オープニングセレモニーに書道家、武田双雲氏の大筆メッセージ揮毫によるライブパフォーマンス、基調講演に「メタルカラーの輝き」でお馴染みのノンフィクション作家、山根一眞氏をお迎えし、「スーパーイノベーションへの道 ~伝承と先端の融合による新たな価値の創造~」をテーマで講演があります。続いて、ソリッドワークスの最新製品であるSolidWorks 2010を、日本市場で初披露されるそうです。
詳細は、こちらへ
http://www.swwj2009.jp/index.html参加料:無料(事前登録が必要です)
お時間ございましたら、是非ご参加ください。
製品開発において、試作品(prototype)を高速(rapid)に製造する技術をラピットプロ
トタイピングと呼び、3次元CADデータから直接製造します。ラピットプロ
トタイピング(RP)には下のように様々な方法があります。
光造形法液体の光硬化樹脂にレーザー光線や紫外線を3次元に走査入射し、層状に樹脂を硬化、積層してモデルを作る方法
粉末焼結造形法粉末の樹脂を原材料にし、高出力のレーザー光線で熱し固める方法。レーザーをあてて、層状に焼き固める。プラスチック、金属などの粉末が使用できる
熱溶融堆積法 加熱して溶かした樹脂を細いノズルの先から押し出し、樹脂を積み重ねながらつくる方法
紙積層法紙を切り抜いて積み重ねることで、モデルを作る方法。スライスデータに沿って紙を切り抜き接着剤を使って熱を加えながら押し付け積層させる。木材の代わりに用いることもある
粉末固着法インクジェットプリンターのように微少な接着剤を粉に吹き掛けながらモデルを作成する方法
一般的に普及している方法は、
光造形法(ステレオ・ソリグラフィー)です。
上に記載したRPの方法には、造形方法ごと、また造形機メーカーごとに特徴があり、使用目的にあわせて造形方法を選ぶ事が求められます。
対応できる素材も現在は増え、当初のスタンダードタイプから改良されたABSライク、ポリエチレンライク、ポリプロピレンライク、ゴムライクなど様々なグレードのものがあり、製品テスト用としても利用できるようになりました。

また、今は、造形と同時に色をつけることのできるRPも登場しています。
強度(落としたりしたら割れます)はありませんが、イメージモデルとして利用するなら十分対応可能になりました。

8月28日(木)、東京都江東区のTOC有明ビルウエストタワーで開催したセミナーの報告レポートがソリッドワークスジャパンのWebサイトにUPされました。
SolidWorksを実際に使用し、デザインワークを行っているデザイナーが一同に会することは少なく、
SolidWorksをどのようにデザインワークに活用されているか、比較もできる、活用方法のアイデアもいただける私自身が勉強になるセミナーでした。
特に印象に残ったのが村上教授のお話。「デザイン」と「設計」の関係性、なぜデザインにCAD導入がすすみにくいのか、などの分析を興味深く伺いました。先生のおっしゃる「デザイン向けのCAD」が登場する日が待ち遠しいです。
村上教授、ムラタ様は、日経デザイン主催2008年11月25日(火)開催の DESIGN INNOVATION FORUM 2008 で講演されます。
報告レポートセミナー資料のダウンロード